こぶたんのAI研究日誌

AIと一緒に、ちょっとずつ成長中

「ダメな例」を書くだけでAIの精度が上がる理由|初心者向けプロンプト改善術

第63話

 

こんにちは、こぶたんです🐷

第61話では「逆質問型プロンプト」を検証しました。

第62話では
「〇〇風で書いて」は安定するのか?を検証

そして今回は、その③。

「ダメな例(べからず集)」を書く方法。

これ、正直――

地味です。

でも。

シリーズで一番
“効いた感覚”があったのが、これでした。


🤔 なぜズレるのか?

初心者向けプロンプト作成で悩むこぶたん。やさしく書いてと頼んだのに専門用語や煽り表現が並ぶパソコン画面に困惑しているイラスト

こんなこと、ありませんか?

「初心者向けにやさしく書いて」

って頼んだのに、

・急に専門用語が出てくる
・なんか煽り口調
・最後が精神論

……惜しい。

これ、なぜ起きるのか。

原因はシンプル。

「やってほしいこと」しか書いていないから。

AIは、

禁止されていないことは、やります。

つまり。

やってほしくないことを書いていないと、
普通にやる。

これがズレの正体でした。


🧪 実験してみた

テーマ:

「ダメな例を書くことでAI精度が上がる理由」


❌ ダメなプロンプト(ありがち)

ダメな例を書く方法をわかりやすく説明してください。

これだけ。

結果どうなるか?

・抽象的
・ふわっと
・構成バラバラ

初心者向けかどうかも曖昧。

これはこれで悪くない。

でも、毎回微妙に惜しい。

 

プロンプトのNG例とOK例を比較した図解イラスト。抽象的な指示だけのプロンプトと、禁止事項を明記した具体的なプロンプトの違いを初心者向けに解説している。

⭕ 改善版(ダメな例入り)

初心者向けに、
「ダメな例を書くことでAI精度が上がる理由」を解説する記事構成を作ってください。

構成は
「手順→例→失敗例→改善」の順。

必ず具体例を1つ以上入れてください。
専門用語は使うなら説明を入れてください。

禁止:
・「すごい!最強!」など煽りだけで中身が薄い文章
・抽象的な説明だけで終わる
・精神論で締める

これだけで――

安定。

びっくりするくらい安定。


🧠 なぜ効くのか?

AIは

「何を目指すか」よりも

「どこまで許されるか」

に強く反応します。

ダメな例を書くというのは、

AIの行動範囲を先に決めること。

私はこれを

“地雷を先に撤去する設計”

と呼んでいます🐷

先に

「ここ踏まないでね」

って言ってあげるだけ。

それだけで、爆発が減る。

ChatGPTやGeminiのプロンプト精度を安定させるため、ダメな例を事前に指定する方法を表現したイラスト


⭐ こぶたん的評価

総合評価:★★★★☆(4/5)


⭐ 再現性:★★★★★

かなり安定します。

「思ってたのと違う」が減る。

これは強い。


👶 初心者向け度:★★★★☆

やることは簡単。

「やらないでほしいこと」を箇条書きするだけ。

ただ、

“具体的に書く”のが少し慣れが必要。


⚡ 手軽さ:★★★★☆

1〜3行足すだけ。

重くない。

逆質問型より楽。


😅 面倒くささ:★★☆☆☆

そこまで面倒ではない。

でも毎回きっちり書くと少し考える。

「何が地雷か」を自分で把握しておく必要あり。


🐷 実際にやってみて分かったこと

✔ ズレが減る
✔ 修正回数が減る
✔ 「惜しい」が減る

ただし。

最初は

「何を禁止すればいいの?」

って少し迷う。

ここは経験値が要ります。


💡 超初心者向けコツ

いきなり完璧に書かなくていい。

まずはこれだけでもOK。

・専門用語は説明を入れて
・抽象的に終わらないで
・例を1つ入れて

これだけで、かなり変わります。


🐷 まとめ

「ダメな例を書く」

地味です。

でも、

精度を安定させるにはかなり効く。

魔法じゃない。

でも。

地雷撤去としては優秀。

シリーズ検証3つ目。

現時点では、

安定運用にはかなり有力です。


次回は④。

「AIに一度ダメ出しさせる」方法。

まさかAIに
“それ、浅いです”って言われる日が来るとは思いませんでした。

今日はここまで🐷