こぶたんのAI研究日誌

AIと一緒に、ちょっとずつ成長中

「〇〇風で書いて」は本当に使える?書き比べてわかった“安定しない”の正体

第62話

 

こんにちは、こぶたんです🐷

第61話では「逆質問型プロンプト」を検証しました。

今回はその②。

有名人や雑誌の名前を借りる方法。

いわゆる――

「〇〇風で書いて」

というやつ。

ChatGPTやGeminiでよく使われるプロンプト指示ですね。

便利そう。
一瞬で雰囲気そろいそう。
なんか上級者っぽい。

でも、実際どうなの?

今回は同じテーマを4パターンで書き比べてみました。

「〇〇風」と指示して迷子になるこぶたんのイラスト。五条悟風・ビジネス誌風・やさしい感じの雲が頭の上に浮かび、困っている様子を表現。


🧪 テーマ

「プロンプトがマンネリ化したときの対処法」


① 指定なし(普通に書く)

プロンプトがマンネリ化してきたと感じたら、少し視点を変えてみましょう。
役割や読者設定を変えるだけでも出力は変わります。
小さな工夫の積み重ねが質を高めます。

▶ 正直…

悪くない。

でも、どこにでもありそう。
ちょっとAIテンプレ感があります。


② ビジネス誌特集風

プロンプト例:
ビジネス誌の特集記事風に。
結論先出し/見出し付き/論理的/具体策重視。

結論から言えば、マンネリの原因は“構造の固定化”だ。
打開策は3つある。

▶ 一気に硬くなる。
ロジカルで説得力は増す。


③ 女性向けライフスタイル誌風

プロンプト例:
女性向けライフスタイル誌風に。
共感から始める/やさしい語り口/励まし。

「また同じ感じになっちゃった…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?

▶ 空気がやわらかい。
共感力は高い。


④ アニメキャラ風(五条悟・煽り強め)

マンネリ感じてる?
同じ型擦って「変わらない〜」とか言ってるなら当然でしょ。

▶ 完全に別物(笑)


🤔 でも、ここで違和感

最初、私はこう投げました。

「五条悟風で書いて」

それだけ。

同じテーマ。
同じ指示。

なのに――

3回やったら、3人とも性格が違う“五条さん”。

方向は同じ。

でも、空気が毎回ちょっと違う。

なぜ?


🧠 「安定しない」の正体

ここが今回の核心です。

〇〇風プロンプトは方向だけ指定、設計図まで指定すると安定することを示す図解イラスト

◆ 座標(方向)

五条悟風
ビジネス誌風
やさしい感じ

これは何をしているかというと、

👉 “雰囲気”だけを伝えている状態。

たとえるなら、

「東京に行きたい」

と言っているのと同じ。

東京のどこ?
何しに?
どうやって?

そこまでは言っていない。

だからAIは、

「まあ、こんな感じかな?」

と想像で補います。

想像が入る=毎回少し揺れる。


◆ 設計図(作り方)

・短文多め
・断定口調
・比喩を1つ入れる
・読者を鼓舞する
・一人称は“俺”

これは何をしているかというと、

👉 “文章の作り方”まで指定している状態。

たとえるなら、

「新宿駅東口のカフェに行って、窓側の席に座る」

ここまで具体的に言っているレベル。

AIは迷いません。

なぜなら、

・どんなテンポで書くか
・どんな口調か
・どんな構造か

が決まっているから。


🐷 もっと簡単に言うと

「〇〇風」は
👉 雰囲気の注文。

設計図は
👉 作り方の注文。

雰囲気だけだとブレる。
作り方まで渡すと安定する。

これが今回の発見でした。


🛠 安定させるコツ

「〇〇風」で終わらせない。

必ず足す👇

✔ 時代(例:高専時代)
✔ テンション(煽り強め/冷静)
✔ 文体(短文多め/比喩あり)
✔ 構造(結論先出し/共感から)

例:

高専時代の五条悟風。
煽り強め。
短文多め。
一人称は「俺」。

ここまで書くと、再現性が上がります。


📊 こぶたん的評価

総合:★★★☆☆(3/5)

⭐ 良かった点

✔ 一瞬で空気が変わる
✔ ネタ出し初期に強い
✔ マンネリ打破に効く
✔ とにかく楽しい

😅 惜しい点

✔ 解釈が揺れる
✔ 毎回微妙に違う
✔ 修正回数が増えることがある

🔁 再現度:★★☆☆☆

特にキャラはブレやすい。

理由は、

・人格が多層
・時代設定が複数
・シーンで性格が変わる

から。


🐷 実際どう使う?

私はこう使います。

✔ ネタ出し初期ブレイク
✔ マンネリ打破スイッチ
✔ 気分転換

でも、

安定運用には使わない。

方向転換には強い。
再現性重視には弱い。

だから★★★。


【まとめ】

今回の締めは――
こぶたんの腹筋を崩壊させた、あのお方にお願いしました。

〇〇風で書いて」の検証記事を象徴する、世紀末覇者風シルエットと爆笑するこぶたんのイラスト


 

「〇〇風」だと…?

奇跡でも魔法でもない。

だが――
停滞を打ち破る一撃にはなる。

方向を変える刃としては有用。
だが、覇道を安定して歩む術ではない。

名ではなく、設計を刻め。

ゆえに評価は――★★★。

 

今日はここまで。

次回は
「ダメな例(べからず集)」は本当に効くのか?

我が目で見極めてくれるわ!!

 


🐷……誰だかわかりました?

ヒントは――
**「我が人生に一片の悔いなし」**のあのお方です(笑)